CGFNS(TruMerit)申請の値段・必要書類・申請の流れーアメリカで看護師になる最初のステップー
みなさん、こんにちは!
ニューヨークにあるクリニックで働くこっちゃんナースです。
今日もせっせと働いています!
CGFNS(シージーエフエヌエス)、初めてこの言葉を目にしたときには何のことだかまったくわからず、たった5個の文字数なのに馴染みがなさ過ぎて覚えることすら難しかったです。
しかし、今では忘れたくても忘れられないくらい、何度CGFNSと口にし、何度検索したことか…!
アメリカで看護師を目指すなら、ほとんどの人が通る道がこのCGFNSです。
私も最初は不安だらけで、CGFNSについて調べる毎日でした。
ただ、調べれば調べるほどCGFNSについての手続きや体験談は人の数だけあり、不安は募るばかり…。
でも大丈夫です!
私が調べたことや経験を元に、ここにまとめました!
この記事では、
- CGFNSとは何か
- 申請するための必要書類
- どれくらいの費用と時間がかかるのか
- 申請の流れ
をわかりやすくお伝えしていきます。
申請するか迷っている方は、是非この記事を読み、無駄な不安や時間を減らして申請へのハードルを下げてくださいね。
【名称変更について】
2025年2月、CGFNS Internationalは新しいブランド名「TruMerit(トゥルーメリット)」に変更しました。
サービス内容や申請手続きは以前と変わりはありません。
※公式発表はコチラ
アメリカ看護師試験になるための資格審査をするCGFNS(TruMerit)とは?
CGFNS(Commission on Graduates of Foreign Nursing Schools)は、アメリカ以外で看護教育を受けた人が、アメリカで看護師として働くために必要な資格審査を行う機関です。
アメリカでは、日本のように看護師免許を持っていればどこの都道府県で働けるような仕組みではなく、各州ごとの資格を取得する必要があります。
各州の看護師免許発行機関(State Board of Nursing)は、アメリカ以外の教育・資格がアメリカの基準に達しているかを確認する必要があり、その審査をCGFNS(TruMerit)が代行します。
CGFNS(TruMerit)への申請費用
現在2025年時点での申請費用は$485です。
近年、申請費用は確実に上がってきています。
私が申請を開始した2021年時点では、申請費用は$360だったので、なんと$125も値上がりしています!
4年間でこんなに値上がりしたくらいなので、また次にいつ値上がりするかわかりません。
申請するか悩んでいる方は、このことについても頭に入れておいてください。
どの州のアメリカ看護師免許を取得するか
CGFNS(TruMerit)の公式サイトでは、州別にCGFNS(TruMerit)サービスの必要の有無や英語試験要件などを確認できます。
また、各州の看護師免許発行機関(State Board of Nursing)での必要条件も確認してください。
各州へ申請するためには、以下の必要条件があります。
- 社会保障番号(SSN)が必要か
- 英語能力試験(TOEFL/IELTS等)のスコアが必要か
- CGFNS(TruMerit)などの審査機関を通す必要か
申請したい州にはどの条件が必要かコチラから確認してみてください。
ちなみに2025年10月時点で、New York州では、上記3つとも必要ありません。CGFNSを使わず申請する方法をまとめているので、気になる方はそちらもご覧ください。

CGFNS(TruMerit)に必要な書類一式
基本的に必要な書類はこの7種類です。
1,CGFNS(TruMerit)指定の願書申請用紙
この用紙は、CGFNS(TruMerit)で申請開始をするとダウンロードできるようになります。
入力する際、氏名に誤りがないかよく確認してください。
また、学校名や卒業年などの情報も、ダブルチェックしてから保存してください。
料金を支払った後には変更できなくなる箇所もあるので、注意して入力していく必要があります。
英語で学校名を書くとき、正しい英語の表記名を学校に確認してください。
よくある間違い例:
日本学校→Nihon School(正)/Japan School(誤)
東京看護学校→Tokyo College of Nursing(正)/Tokyo Nursing School(誤)
上記はあくまでも例なので、必ず学校に確認しましょう。
2,CGFNS(TruMerit)指定の看護学校の情報用紙
料金支払い後、看護学校の情報を記載する用紙がダウンロードできるようになります。
ダウンロード後、学校側に記入していただき、学校から直接CGFNS(TruMerit)に送付してもらう必要があります。
どんな内容を学校に記載してもらうか、下の実際の書類を見てなんとなくイメージしてみてください。

ダウンロードする時点で、個人情報は入力されているので本人のサインのみ必要。

学校情報を記載してもらう

時間数などを記載してもらう

学校の細かい情報を記載してもらい、学校印も必要
3,厚生労働省で発行してもらう看護師免許証明書
厚生労働省に英文の看護師免許証明書を発行してもらい、直接CGFNS(TruMerit)へ郵送してもらいます。
厚生労働省への申請方法はコチラ
4,看護学校の卒業証明・成績証明書
日本語オリジナル・英語バージョンの両方を作成してもらいます。
成績証明書には、取得単位数が書かれている必要があります。
5,看護学校の教育カリキュラム・シラバス
日本語オリジナル・英語バージョンの両方が必要です。
カリキュラムやシラバスはページ数も多くなり、実物を郵送すると送料が高くなってしまいます。
なので、学校から他の証明書などと併せて送付してもらう際は、スキャンしたものをUSBに入れて送付してもOKです。
6,看護学校のパンフレット
英語バージョンがなくても、パンフレットがあれば学校が存在するという証明に役立ちます。
なので、日本語バージョンのパンフレットでも送付してください。
7,学校登録印鑑証明書
出身校から初のCGFNS申請者になる場合、CGFNS(TruMerit)へ看護学校の登録が必要になります。
成績証明書や学校情報・シラバスなどをCGFNSへ送付後、必要な場合は登録専用の用紙が、CGFNS(TruMerit)から学校へ直接郵送されるか、メールで送られてくるので、学校に対応していただきます。
6,高校の卒業証明・成績証明書
日本語オリジナル・英語バージョンの両方を作成してもらいます。
学校によっては、卒業後5年以降は成績証明書を発行できなくなります。
その場合、証明書が発行できない旨の証明書や単位取得証明書を提出します。
7,英語能力試験の結果(TOEFL/IELTS/OETなど)※必要な州のみ
TOEFLやIELTSなどの試験結果の提出が必要な州の看護師資格を取得する場合は、試験結果を送付します。
CGFNSへ申請途中で試験を受ける場合、試験結果を直接CGFNSへ送ってくれるので、試験を受ける際に申告を忘れないようにしてください。
CGFNS(TruMerit)の申請書類の翻訳方法
出身校が英文での証明書作成に対応できない場合は翻訳を依頼します。
1,自分で見つけた翻訳サービスに依頼する
学校側に確認して、書類を封入・封印(開封無効スタンプ)する前にコピーを取らせてもらい、そのコピーを翻訳に出します。
翻訳が完成したら、学校側で原本と翻訳内容に相違がないことを確認してもらい、その上で日本語・英語バージョン両方の証明書を封入し封印してもらいます。
2,日本語で書かれたものをCGFNS(TruMerit)に送付してCGFNSで翻訳を依頼する
CGFNS(TruMerit)での翻訳依頼は1ページ$85(日本円で約13,000円)です。
英語以外の言語で書いてある書類をそのまま送付し、翻訳を依頼します。
CGFNS申請の期間の目安と流れ
CGFNS(TruMerit)での資格審査にかかる期間は、平均して4~6ヵ月程度かかるのが一般的です。
ただし、書類の準備や学校とのやり取り次第で大幅に期間が延びることもあるため、早めの行動が大切です。
以下は、実際の流れになります。
まず、CGFNS(TruMerit)の公式サイトでアカウントを作成します。
登録後、申請フォームに必要情報を入力し、申請料を支払うと必要書類がダウンロードできるようになります。
CGFNS(TruMerit)上で自身の情報(高校・看護学校について、過去と現在の勤務先や上司の名前など)を入力します。
この時、入力した情報に誤りがあると、後ほど提出する証明書と情報が違ってきて、余計な手続きが発生する可能性があります。
なので、入力する際は焦らずに落ち着いて、ダブルチェックも必ずしてください。
願書申請用紙の記入と同じタイミングで、高校・看護学校や厚生労働省へ申請書類の作成・送付依頼をします。
最初の願書申請用紙作成をすると、申請者が本当に本人であるかという確認が必要になります。
CGFNS(TruMerit)と連携する公証人(Notary)と、ビデオ通話で本人確認をしました。
・氏名
・生年月日
・現住所
・申請している資格
といった基本情報のみ質問され、それが終了すると公証人のサインと自分のサインが、願書申請用紙に自動的に追加されます。
TOEFLやIELTSなど、英語試験が必須な州の場合は、スコアを公式ルートでCGFNS(TruMerit)へ送ります。
試験予約からスコア送付まで時間がかかるため、早めの受験が安心です。
CGFNS(TruMerit)が学校からの書類と厚生労働省からの書類を受け取り、書類に不備がないか確認します。
また、受け取った書類すべてはスキャンされ、発送元の学校へメールで送られます。
発送したものに間違いはないか、中身が変わっていないか、封印したスタンプは正しいものかなどを、CGFNS(TruMerit)が学校に直接確認します。
それと同時に、もし看護学校が過去にCGFNS(TruMerit)へ書類を送った実績がない場合、新規機関としての学校の印鑑登録手続きが必要になります。
この確認作業もCGFNS(TruMerit)と学校間で直接行われます。
そして、全書類がそろうと、評価が開始されます。
内容の正確性や教育レベル、看護過程の単位数などがアメリカ基準を満たしているかが確認されます。
全ての審査が終わると、CGFNS(TruMerit)が評価結果を州の看護師免許発行機関(State Board of Nursing)に送付します。
この段階で初めて、州の看護師資格申請やアメリカ看護師試験(NCLEX-RN)受験申請に進むことができます。
この流れは、大きな問題なく進んだ場合の目安になります。
個人の状況によって、審査にかかる時間は様々です。
ただ、想定以上に長引くこともあるため、できるだけ早く学校などへ書類依頼を出し、学校や発行機関との連絡手段を確保しておくことも、スムーズに審査を進めるカギになると思います。
まとめ
CGFNS(TruMerit)は、アメリカで看護師を目指す人にとっての最初の壁になると思いがちですが、本当はアメリカ看護師を目指す人にとって、大きなサポートになるものです。
申請の仕組みや流れを理解し、準備を計画的に進めれば、決して難しい手続きではありません。
多くの人がつまずく理由は、情報が多すぎ、もしくは少なすぎて何が正しいかわからないからです。
この記事を参考に、まずは自分の申請州の看護師免許発行機関(State Board of Nursing)のサイトで、CGFNS(TruMerit)の利用が必要か、英語試験は必須か、などを確認してみてください。
一つずつでも、理解が深まるほど不安は小さくなり、アメリカ看護師としての道が開けていくと思います。
応援しています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
